スローライフの二人言　＋α　さらにα　もっとα

今回からネタも無いので「週刊ブログコミック」を連載いたしまする（＾＾；

ただし、今回はちょっと真面目に文字だらけでする（＾＾；

題して「これからカヌーを始められる方々へ・・・・・リスクマネージメント編」でするよ～（＾＾）

第一回は「ＰFD」に対する誤解があるみたいでするので、それを中心にアップしまする（＾＾）

次回からは、こいつらがナビゲーターでご案内いたしまする（＾＾）



すごい基本的なことばかりでするので、カヌーのベテランさんは無視してくださいでするね（＾＾；

カヌーやカヤックをする時に必ず装着するのが、「ＰＦＤ」と言われるジャケットでする（＾＾）

これを「ライフジャケット」と言う方がいらっしゃいまするが、全く違いまする（－－）

「ライフジャケット」は主に船舶や飛行機に備え付けられているジャケットで、遭難時を想定して作られていまする。例えば、海に漂流した場合、長時間の海水の中に滞在する可能性がありまするね。

そう言う場合に何が一番問題になるでしょう？・・・・・低体温症と言われる状態からの脱出でする！

だから、ライフジャケットは脇の下（腋下と言いまする）や、首の後ろなどの「リンパ」が集中する部位をカバーし体温を奪われる事を延長しまする（＾＾）さらに下腹部までカバーする事により、臓器痙攣などを予防する事も可能になりまする（＾＾）

しかし、「ＰＦＤ」は違いまする！あくまで、カヌーを漕ぐ事を前提に脇の部位は開放され、腹部もカバーしていませんでする。これは「艇が転覆（沈）した場合に、いかに早く再乗艇するまでの補助的救命具」が目的だからでする。だから、このＰＦＤで長時間、水中にいると間違いなく遭難しまする（－－）

しかも、浮力もライフジャケットより弱いでする（－－）

沈したら、すぐに再乗艇すると言う条件と技術を必ず身につけてください！

さらに「ＰＦＤ」も「スプレースカート」を装着する場合と、そうでない場合で違ってくるのをご存知でしょうか？



Ａは通常の遭難時用のライフジャケットでする。これは脇が締まるためにカヌーには向きませんね（＾＾）

Ｂはスプレースカートを装着するＰＤＦでするから、カナディアンカヌーやインフレータブルカヤックなは向きませんでする（－－）

正解はＣのＰＦＤでする（＾＾）

スプレースカートとは私達が使用している「シーカヤック」や「リバーランニング」用の艇に装着するギアで、艇内への水の浸入を防ぐものでする（＾＾）このタイプのカヤックは沈（転覆）しても「ロール」でリカバリー出来まするので、それほどの浮力が必要ない事と、ＰＦＤの丈が長いとスプレースカートのジャマになるため、ショートタイプになっていまする（＾＾＾）

逆にカナディアンやインフレータブルはコーミングが無いためスプレースカートは装着出来ませんでする（－－；だから、このタイプのカヌーやカヤックに乗艇される方は沈時には沈脱しないといけません。それゆえに浮力の強いＰＦＤが必要になりまする（＾＾）なぜなら、艇から離れる時間がリジットタイプと比べて長いからでする（－－）

ＰＦＤだけでも、これだけの種類があるのです。大切な命を守るためにも自分のカヤック（カヌー）に合ったＰＦＤを購入してくださいでするよ～（＾＾）

自然と共有するレクレーションで、大切なマナーがありまする（＾＾）

それは、「絶対に死なない！」って事でする！そして、そのマナーを守るために「ルール」がありまする（＾＾）

私が好きな、ある外人カヤッカーの言葉でする（＾＾）

「カヌーを楽しんでは、いけません！自然を楽しむのです！そして自然を楽しむには、自然と友人にならなければいけません！友人になるためには・・・・・相手を良く理解しなければなりません！」

私達、シーカヤッカーは海と友人にならなければなりません！ダイバーもサーファーも海で遊ぶ人は皆、海に敬意を表して海を理解しまする（＾＾）

こんな本が私のバイブルでするよ（＾＾）



これは、湖でツーリングされる方々にも参考になる資料でする（＾＾）

次回は「沈した時にどうするか？」をテーマにアップしまする（＾＾）

これからカヌーを始められる方へ・・・・・どうか、自然を舐めないでください！

最後に事故事例を毎回、一事例取り上げていきまする。

カナディアンカヌーに乗っていたカップルのうち、男性がおどけて、カヌーの上で立ち上がりました（－－）それを見ていた近くの親子のカナディアンのお子さんが、真似をして立ち上がりました（－－）

バランスを崩し、親子のカヌーは転覆しました（－－）子供は危険な事、やってはいけないと言われている事を、やりたがります（－－）父親の必死の形相、子供のもがきおぼれる状態、浜から泣き叫ぶ母親・・・・・・・・・・・・結果はあえてここでは伝えません。

どうか、悪ふざけでもわざと沈したり、飛び込んだりしないでください！アナタが大丈夫でも、周りに危険が及びます！

カヌーは免許が不要でする。それは「流木」扱いだからでする。免許がいらない流木だからこそ、安全に楽しく、事故の無いように、大切な家族を守るために、良い思いでを残すように・・・・・・・・・・

本気でお願いいたします！