スローライフの二人言　＋α　さらにα　もっとα

今日はバレンタインでするね（＾＾；

そう、もてない男にとっては「最悪」の日でする（－－；

私も小学校時代から、ずぅぅぅぅぅぅっぅ～～～～っと、嫌な思いをする日でするよ（＾＾；

そんな「もてない」私に毎年、手作りチョコケーキをプレゼントしてくれていた女性がいましたるよ（＾＾）

こんな女性でする（＾＾）

実は私の亡き祖母でする（＾＾；

明治の最後の年に、この世に生を受けた彼女は当時としては考えられないほどの「ハイカラさん」でしたるよ（＾＾）

明治、大正、昭和、平成と４つの時代を渡り歩いて来た彼女は、決して今風の「オバアチャン」ではなかったのでする（＾＾；

和食より「洋食」が好きで、得意な料理は「ハンバーグ」と「ビフテキ」でする（＾＾）

「ビフテキ」・・・・・若い方にはわからないだろうなぁ～（＾＾；・・・・ねぇ、スポック艦長殿（＾＾）

私の若い（つまり小学生時代＾＾；）頃はまだ「ギリチョコ」なんて言葉が無いバレンタインでしたるよ（＾＾）

だから、チョコをもらうのは、クラスでメッチャ男前の子供に限られていましたるよ（＾＾；

関西ナチュブロで言えば「箕面男さん」とか、「健パパさん」とか「ツケ部長殿」とか「tama！」さんとかみたいな方しかチョコはもらえなかったんでするよ（－－；・・・・・・・・・

そこで、私の祖母は「かわいそうな私」のために、チョコレートケーキを作ってくれてたんでする（＾＾）

どうも、今風に言うと「ガトーショコラ」って言うケーキらしいでする（＾＾；

いつの間にか評判が評判を呼んで、祖母の作る「おやつ」目当てに、クラスメートが私の家に放課後にやってくると言う事態にまで発展していきまする（＾＾）

それでも、子供が大好きな祖母は私の同級生に、最高の「オヤツ」を提供していましたるよ（＾＾）

双子としてこの世に生を受けた私は残念ながら「超未熟児」として生まれてきて、さらに「先天性心臓疾患」の持ち主として「オギャー」って生まれたわけでする（－－；

そんな私を、おぶって長崎から大阪の有名な小児科医のところまで「夜行」で連れていってくれた祖母（－－）

アナタがいなければ、私は今、たぶんこの世にいなかったよ。

そんな祖母が作っていた「チョコケーキ」を、スロカノが私の母からレシピを聞いて作ってくれましたるよ（＾＾）

こんな感じでする（＾＾）なんのデコレーションも無い、明治の香りのデザートでする（＾＾）



ホイップクリームを添えて、頂きまする（＾＾）



ハイカラさんだった祖母・・・・自転車に乗ってオテンバだった祖母・・・・・（＾＾）

子供が大好きだった祖母（＾＾）

そんな彼女が作ってくれた「ガトーショコラ」を、あの関西大震災の前年以来、食べる事ができましたるよ～（＾＾）

スロカノの作ったチョコケーキに祖母は何点をくれるのでするかね（＾＾；

今も忘れられない祖母の言葉がありまする（＾＾）

「大人はねぇ、我慢できるから、いいのよ。でも、子供はねぇ、我慢できないから・・・・もしこの世の神様がいるなら、せめて子供達だけには辛い思いをさせない世界を作って欲しいものでねぇ～。」

長崎で原爆を体験した祖母は、関西で、あの関西大震災によって旅立ちました。

でも、ハイカラさんの彼女の事でする（＾＾）

あっちの世界でもきっと「ハイカラさん」で、周りの方々を明るくしているとおもいまする（＾＾）

今回のイラストは、ちょっと力は入りましたるよ～（＾＾）



そして、とっても美味しいバアチャンのガトーショコラを作ってくれて、本当にありがとうね（＾＾）スロカノさんよ（＾＾）