スローライフの二人言　＋α　さらにα　もっとα

母が家に帰ってきました。

長い闘病生活から帰宅したのです。

このブログは子供達の記録を兼ねてバックアップしながら保存していますが、彼らにとっての「おばあちゃん」の記憶も併せて記録しておこうと、ブログにアップしました。

姿かたちがどれほど変わろうとも、私にとっては今の子供達のころの面影が一番残っています。

思い出しながらイラストにしてみました。



暴走族時代の仲間にも優しく接してくれた母は、当時のやんちゃ坊主たちにとっても「母」だったのかもしれません。

上には上がいる事を知らしめるために、実践空手やボクシングジムへ私を無理やり通わせた母。

学校の先生が「どうせ、不良上がりでしょ、無理ですよ」と言い放っても最後まで信じてくれた母。

上から3番目に難しい国立大学に合格した時に、まるで自分の事の様に喜んでくれた母。

仕事が絶好調の時に周囲が反対する中で、再受験をたった一人、応援してくれた母。

そして孫が生まれて最高にうれしそうなしわくちゃな笑顔を見せていた母。



生んでくれてありがとうございました。

本当にありがとうございました。

そして、本当にお疲れ様でした。

向こうで、みんなと一緒に楽しんでください。

そしてもし生まれ変わる事があったら、戦争のない、幸せな時代に生まれてきてください。

私の様な出来損ないじゃなく、立派な息子に恵まれますように。

戦争で大切な人を失うような人生ではないように。

丈夫な体で、病気に苦しむ事がない様に。



幸せな家族のもとに生まれ変わってきてください。

そしたら、どこかで会いましょうよ（＾＾）

ありがとうございました。