スローライフの二人言　＋α　さらにα　もっとα

本日はバレンタインデーでするね（＾＾）

この日が来ると「持てなかった男の嫌な思い出」と同時に「ある思い出」も蘇ってきまする（＾＾）

その「ある思い出」のお話を以前このブログでアップした事がありましたる（＾＾）

その時のブログがコレでする（＾＾）

私のバアチャンは明治の終わりに生まれ、オテンバでハイカラさんの女学生時代をすごし、そして激動の昭和を経て平成まで生き抜いてきましたる（＾＾）

あの戦争で被爆し、口にこそ出さないものの体中の痛み、吐き気、目眩に苦しめられた晩年でした。

それでもいつも笑顔で私だけでなく近所の子供達をわが孫と変らぬ愛情と叱咤・激励で見守ってきた祖母でした（＾＾）

私は最近まで彼女の事を誤解していましたる。

それは、戦争や被爆体験で決して楽しい人生ではなかったのであろうと・・・・・

苦しい人生だったのであろうと・・・・・そう思い込んでいました。

しかし、最近になって母から祖母に関する話を聞き、私は大きな勘違いをしていたと思うようになったのでする。

母の話では祖母が無くなる直前に病棟で、こんな話を聞かされたと言うのでする。

「もうすぐ、私はあっちに行くけどね、いい人生だったよ。普通に生きて、普通に死ねる。普通に生きれる事に感謝できるのも、戦争などで苦しい思いをしたからだよ。だから人一倍、普通に生きれる毎日に感謝できる。アンタと孫に恵まれて、まぁ孫（私の事でするが、何か＾＾；）はちょっとアホだがね（＾＾）、でも普通の家庭の、普通の楽しさを味わって、そして普通に死んでいける。ありがとうね。本当に今まで、ありがとうね。」

そう言いながら、力の入らなくなったシワシワの手で、母の手を精一杯、握り締めたそうでする。

前回のブログでスポック艦長もコメントしていただいておりましたるが、本当に「明治女は偉大」でするね（＾＾）

今年も祖母直伝のチョコケーキを母から伝授されたスロカノが作ってくれましたる（＾＾）



このケーキがある限り、祖母の愛情は今も我が家に降り注いでいるのでしょう（＾＾）

さぁ、次は君が作るんだよ（＾＾）



その時まで、きっとバアチャンがお空の向こうから君を見守ってくれているから（＾＾）



あの優しい笑顔で、いつまでも（＾＾）