スローライフの二人言　＋α　さらにα　もっとα

3日間だけですが、依頼を受け現地に入ってきました。

現地までヘリで移動したのですが、正直言って私達より物資を搬送した方が良いと思える状況でした。

もちろんオフィシャルサポートドクターは活躍しています。

九州人として何かできないかと、現地にはいりましたが、考えが甘かったようです。

東日本の時は1週間ほど現地のドクターを休めさせるために現地に入りましたが、今回は何もできない状況でした。

被災者の健康上の把握が全くできていないため、どこの被災所に入ればよいかの指示もなく、ただ時間が過ぎていくだけでした。

と言うか、被災者の避難所のオフィシャルベースとそうでない場所の差が様々な支援の問題で大きかったと感じた3日間でした。

この様な状況で配布される食糧には誰も手を付けることもなく、何もできない状況で帰阪しました。

申し訳ない気持ちで一杯です。

阪神大震災の被災者として言える事は、これからが大変な時期を迎えるという事です。

度重なる余震により家屋の倒壊は進行し、見た目が大丈夫でも実際は使えない戸建てが多数存在している状況です。

電源も生活に必要なパワーソースを優先します。

ナチュブロガーで被災された方もいらっしゃいますが、今はコメントをいくら出しても、電源がない、PCが無い、等の状況で返事はないと思います。

指示を待たないと勝手に動けない行政の動きにも問題がありますが、今は心から復興を祈り、微力ながら我々ができる支援を心がけましょう。

そして、被災していない方々は今まで通りの生活を継続しましょう。

阪神大震災の経験者として、必要以上の自粛は何の効果もありません。

うまく表現できませんが、必ず復興はできますので、今は「頑張るだけ頑張りましょう」