43年前のタコライスのレシピ

slowlife

2020年10月11日 19:25



今から43年前、私が東京の大学に進学し、下宿を探していた時です(^^)

最初は通学の利便性から文京区を考えていたんだけど、あそこは便利が悪いσ(^_^;)

たまたま、同じ高校から東京の大学に進学した友人に『御茶ノ水の周辺は女子大生が多い』と言う情報を得て、神保町の辺りに住みかを決めました(^^)

実際は女子大生も多いけど、男子学生は、その10倍位多かったです(爆)



下宿の近くに、今で言う所の『何でもあります、個人商店』みたいなお店がありまして(^^)

買い物に行くと『学生さん、何を作るのかに?』

って聞かれました。

変な地方弁だなと思いながら『ミンチで何か作ろうかなって思ってます、ミンチ安いから』って言うと、『それじゃあ、タコライスなんかいいよ』と教えてくれました。

材料とレシピを準備してくれて、『代金は、そうやね、100円でいいわね』と言ってくれる(^^)

正直、助かる(^^)

そのレシピは40年以上たった今も我が家の子供たちに大人気です(^-^)/

このオバチャン、当時は名物オバチャンで、多くの学生がお世話になり、卒業の時はオバチャンに花束を贈る学生や、初任給でプレゼントを渡す学生が多くいました(^^)



本当に美味しいタコライスです(^-^)/

このオバチャン以外にも、安い金額で本を販売してくれる古本屋のオッチャンとか、中古ギターを考えられないほど安く売ってくれる楽器屋のオッチャンとか、月の半ばからお金を取らない風呂屋さんとか、もう国立大の貧乏学生には天国みたいな街でした(^-^)/

今はその面影もなく、オバチャンの店はマンションになっていました。

再受験でニ回目の大学生活も、この神保町で過ごしました。

タコライスは正式にはずっと後で沖縄発祥の料理となっていますが、タコミートとサルサソースをライスにかけるレシピがこの頃から存在していたのは驚きです。

子供たちからタコライスを作ってってリクエストがあり、オバチャンのレシピメモを見ながら、あの街に久しぶりに行ってみたくなりました(^-^)/



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